昨年度、コロナ禍の中、淡路市社協で取り組まれた「プランターファーム見守りプロジェクト」。高齢者の見守りの一環として、野菜の苗を植えたプランターをお届けし、野菜を育てる楽しみ(生きがいづくり)と水やり時には庭に出て近所の方と会話をする機会になる等、野菜づくりを通して地域の方々が関わり合う取り組みとして展開されています。
宍粟市社協でも新たな取り組みとして提案し、今回、山崎町塩田地区で行われた「ふれあいプランターファーム」を紹介します。11月28日(日)午前9時に福祉委員が集合しプランター作りが始まりました。土入れ、ステッカー貼り、イチゴの苗植えと着々と作業が進みプランターが完成。軽トラックに積み込みいざ出発です。「おばちゃん、どこに置かしてもらおうか」「大勢に来てもろて」「ようさんなったらどうないしようか」「その時は食べにくるで」「イチゴの成長を見ながら声かけするんが目的やでね」など、1件1件訪問しながら会話がはずみます。当日は、ひとり暮らし世帯をはじめ10件にプランターが届けられました。