善意銀行預託金の活用について、21年度から宍粟市社協では「支部配分枠」を設けています。これは、1年間の善意銀行預託金の受け入れで、各支部ごとの預託金合計の約1割を「支部配分枠」として活用するもので、それぞれの支部の地域福祉推進委員会で使途を決めています。一宮支部では、昨年の豪雨災害の教訓から21年度と22年度の支部配分枠を活用し、21年度は、512,310円。22年度は、466,830円を使い、すべての自治会に「救急セット」(写真)を配布しました。配布は、今年3月に一宮北中学校区の20自治会に、一宮南中学校区19自治会へは、明日配布します。(写真は配布準備をする職員)
なお、この「支部配分枠」を活用し、山崎支部では、ふれあい活動用貸出備品(339,969円)を購入しました。波賀支部では、一宮と同様の「救急用品セット」を各自治会へ配布したり、夏の夢コンサートの経費に活用しました。千種支部は、貸出用の車椅子を購入し整備しました。この他、「支部活用枠」を各支部で共通に使用するとして、昨年度、民生委員児童委員協議会が実施した「防犯青色灯のパトロール事業」に162,750円を助成しました。