災害発生から2週間になるのを前に、被災地では少しづつではありますが、復興の歩みが始まっています。
災害ボランティアの募集は、現在休止していますが、事前に受け付けた皆様による活動が今日も暑い中行われました。今日は、これらに加え、近隣の市町から重機やダンプカーなどを持ち込んで活動するボランティア活動が3件あり、「さすが重機や人力ではできないところをきちんとしてくれる。本当におおおきに!ありがとう!」とたくさんのお礼の言葉をいただきました。
また、千種では、今日だけで38名のボランティアが活動され、中には建築業関係の方もあり、床下の泥だしやその後の対応など的確な指示をいただき、大助かりだったとのことでした。千種での活動は、今日ですべて終了しました。
今日一日活動いただいたボランティアのみなさん、ありがとうございました。今日は、これらを加え、ボランティアの派遣は、のべ66名となりました。
これで、ボランティアの要請ニーズは収束したかのように見えましたが、今日、新たに山崎町と一宮町で各1件、新たなボランティアの派遣依頼があり、担当者(ワーカー)が現場を確認に行きました。やはり、まだまだ支援の手は必要で、よりきめの細かい対応が必要と反省しています。
明日は日曜日。被災地では自治会あげていろいろな片づけ作業が行われるようです。VCでは、依頼を受けたところへ事前に受け付けていたボランティアを派遣し、必要な作業のお手伝いをさせていただきます。
明日のボランティア派遣は31名を予定しています。
また、VCのある閏賀自治会では、一昨日被災した子どもたちのために「移動図書館」が来たり、今日は、婦人会の炊き出しなどが行われ、復興支援や心のケアにむけた取り組みもはじまっています。社協も来週からは、そのような支援をお手伝するボランティアセンター(VC)として取り組みを開始します。
(写真は、発災後13日を経過してもなお爪あとが残る宍粟市一宮町福中「福住橋」付近)